2006年09月27日
EP.6 忘れないで
こんばんは。団体旅行などで、存在を忘れられがちなユノミです。なので、集合時間には遅れられません。
さて、昨晩の放送はお楽しみいただけたでしょうか?
一緒に年を取って死のうと約束したスミレとセリ。第6話では、二人の間に、早すぎる別れが訪れます。
雪が見たいと言っていたセリ。彼女の死後、スミレは、まだあたたかいセリの亡骸を山林へと連れ出します。
二人の身体の上にしんしんと舞い降りる雪。スミレはまだ、あの雪の中で、心を閉ざしています。そうしなければ、セリを忘れてしまうかのように。
「おばあさんになりたかったなあ」
セリが最期に残した一言。天寿を全うすることのできなかった、セリの悲しみが心を打ちます。
あたかも永遠であるかのように感じられる、自分の命。老いはじわじわと身体を侵食し、刻々と死に近づいているのに。アンチエイジングに励めば、時計の針を戻せるかのように錯覚してしまいたくなります。
不老不死、アンチエイジング……いかに老いと死を回避するかは、人間の永遠のテーマと言えます。一方で、それを受け入れ、いかに生きるかもまた永遠のテーマ。
皆さんはどんなおばあさん・おじいさんになりたいですか? 何十年か先の、ご自身の姿を想像してみるのも楽しいかも知れませんね。
さて、葵とゆりは、スミレを雪の中から救い出すことはできるのでしょうか? 次回の放送をお楽しみに! 晩安!
さて、昨晩の放送はお楽しみいただけたでしょうか?
一緒に年を取って死のうと約束したスミレとセリ。第6話では、二人の間に、早すぎる別れが訪れます。
雪が見たいと言っていたセリ。彼女の死後、スミレは、まだあたたかいセリの亡骸を山林へと連れ出します。
二人の身体の上にしんしんと舞い降りる雪。スミレはまだ、あの雪の中で、心を閉ざしています。そうしなければ、セリを忘れてしまうかのように。
「おばあさんになりたかったなあ」
セリが最期に残した一言。天寿を全うすることのできなかった、セリの悲しみが心を打ちます。
あたかも永遠であるかのように感じられる、自分の命。老いはじわじわと身体を侵食し、刻々と死に近づいているのに。アンチエイジングに励めば、時計の針を戻せるかのように錯覚してしまいたくなります。
不老不死、アンチエイジング……いかに老いと死を回避するかは、人間の永遠のテーマと言えます。一方で、それを受け入れ、いかに生きるかもまた永遠のテーマ。
皆さんはどんなおばあさん・おじいさんになりたいですか? 何十年か先の、ご自身の姿を想像してみるのも楽しいかも知れませんね。
さて、葵とゆりは、スミレを雪の中から救い出すことはできるのでしょうか? 次回の放送をお楽しみに! 晩安!